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保存版 だから今こそ憲法改正を (WiLL SPECIAL) に寄稿しました

《著者コメント》

■『安倍時代の改憲しかあり得ない』と題して寄稿しました。

国民投票によって、日本人は初めて立憲主義の核心を肌身で経験する。
仮にそこにおいて九条改正案が否決されたとしよう。
否決されたとしても、憲法改正を国民が肌で実感をしたという事実は、憲法の改正の中身如何よりも遥かに強いものになる。
というのは、一度憲法に触れる経験を得た国民は、何れの立場にせよ、以後憲法改正そのものを要求する様々な運動、政治活動を試みるようになるだろうし、各政党の憲法に対する姿勢を注視するようになるだろうからだ。
もし九条改正が否決された場合、可決させるための新しい工夫と勢力と政治運動は、必ず若い世代から生じるだろう。
その意味で、改正の可否にかかわらず、私は安倍総理、自民公明両党に、国民投票発議に向けた強力な主導力を発揮してもらいたい。
国民投票こそは、立憲政治の中核に日本国民が歴史上はじめて触れる機会、つまり130年に及ぶ二度の欽定憲法(2度目についてはGHQ欽定憲法という比喩)から、はじめて民定憲法体制へと、日本の「政体」の本質が移動する機会と言えるのである。
これこそは、安倍氏が国民に与える至高の政治的遺産となるに違いない。
そして、日本の政体が本質において変更され、国民に、立憲政体における主権者としての目覚めが生じた時、それは更に大きなハレーションを引き起こす。

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