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2023年7月24日 安倍総理納骨式

安倍総理納骨式

昨日は安倍総理の納骨式。その後の偲ぶ会で「お別れの言葉」を申し上げた。
こみ上げてくるものは切なるものだったが、聴衆に向かってお話するよりも、総理の御遺影に静かに語り掛ける方が落ち着いてお話できたようだ。
すべてが夢の中のようだと言えば一年経っても総理の死に実感はない。それでいて思い出せば涙にくれるのは今でも変わりない。
今回は一周忌に明治記念館で上映された若い世代の志継承動画に地元下関の若者の映像が加わった。
またこれを機に安倍総理の志を継ぐ若手有志の会が結成される運びになったと聞く。
私が8月より伊豆に籠る前に、若い皆さんを昭恵夫人にお引合せできたことは良かった。
昨日は昭恵夫人から松陰神社の上田名誉宮司が私と会いたいとお言伝いただき、久々にお会いした所、宮司の近著『熱誠の人 吉田松陰語録に学ぶ人間力を高める生き方』を恵贈いただいた。
これも縁と言うほかはない。
安倍総理が松陰先生を範とされていたゆえ、私は若手有志の会のテキストに松陰を考えていたからである。
宮司の編になる今回の御本はまさに好適なものとなっている。
こうした運びになったのも昭恵夫人が前日に松陰神社を正式参拝されたからだ。それも縁であろう。
そこで急遽、式典に同席した若手有志数人と帰路松陰神社を回ることにしたが、宝物殿には、安倍総理が松陰神社に奉納されたという大きな扁額『至誠』が追悼コーナーに掲げられていた。見ると死の直前の四月の奉納ではないか。
松陰先生のもとに帰るという神々の決め事があったのであろうか。
松陰先生と晋三先生の御霊はおそらく一つになって国を導いてくれておられるに違いない。
両先生の御霊に若い諸君を託そうと思う。

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