2023年12月5日 メルマガ配信中！

「最近のピアニストは演技過剰ーツィマーマンを聴いて（見て？）の雑感」を発表しました。
ピアニスト雑感です。本当にピアニストはつまらなくなった。
だからあまり聴かなくなったのですが、今回管谷怜子をプロデュースする必要から舞台、CD、YouTubeで色々聴いて、改めて驚いています。
発見も多かった。その一つが現代ピアニストは演技過剰ということ。ラン・ランの顔芸はあれだけで入場料をとれるほどだからおいておくとして、とにかく概してオーバーアクションでみんながバーンスタインになったみたい。
バーンスタインは幾ら演技してもオケが弾いてくれるけど（それでも響きは雑になります。）
ピアニストが演技してたら誰が代りに弾いてくれるの？
強烈な演奏を披露していた昔の巨匠は全く演技していません。演技してたら音楽できません。すべての動作が音楽に奉仕している。
演技する余裕ないんですよ、深い沈潜や強烈な音を出すことに集中してたら。