2023年5月16日 批評家の日録
話題の人古屋圭司議員と勉強会。
私のシンクタンク平和研の先生方から専門分野の核についてのレク。
古屋議員が掲げているのはアメリカ政府による核シェルターのガイドラインの奈良林直教授による翻訳の見本版。
これは日本人の命を守る上で必須喫緊の翻訳。奈良林先生の大功績。
矢野義昭先生からは米中ロの核バランスについての深刻な状況のレク。
私からは言うまでもなくLGBT法案についての意見交換。古屋さん、新藤さんが裏で色々奔走して、稲田氏が超党派議連で差別禁止法に暴走したのを理解増進法に引き戻しているのは厳然たる事実。
彼らだけが仕事をしているのではない、こういう問題は保守系の学者や組織が緊密に連携している。
彼らもみな両氏の踏ん張りを多とした上で一緒に裏で支えている世界がある。
私が昨晩の動画で、保守系YouTubeがビジネスのために分断を煽っているというのは、彼らはこうした微妙な戦いを知らないから。
こういう機微の世界を知っているのは今思いつく限りだと江崎道朗さんくらいかな。
知らなくてもいい。しかし微妙な戦いの味方になればいいが、矢面で守りに入らねば保守側が持ちこたえられない局面を戦っている古屋氏、新藤氏や萩生田氏が保守の中で悪者にされたら、微妙な局面で戦う人がいなくなります。
派手なパフォーマンスをしている人に本当に裏で戦っている人はほとんどいないんです。彼らの煽りに声援を送るのはいいけど、本当に裏で支えている人を攻撃したら、どんどんイデオロギー戦でやられます。安倍政治を支えたのもこうした裏方で、表で俺が俺がと言っている人じゃない。
それを知らないで色々な動画で情報を取っている皆さんを責めるわけにゆかない。
だからこそ日本を壊さないために保守系発信者に自重を求めるほかはない。