ロリン・マゼール指揮NHK交響樂團(NHKホール 平成二十四年十月十三日)2(2012年10月20日)
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2012年10月20日より) スクリャービンと言ふと、私は個々の音樂作品より先に、ホロヴィッツが仕方噺風に語つたエピソードを思ひ出す。若きホロヴィッツが會つたスクリャービンは、神經症でぶ...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2012年10月20日より) スクリャービンと言ふと、私は個々の音樂作品より先に、ホロヴィッツが仕方噺風に語つたエピソードを思ひ出す。若きホロヴィッツが會つたスクリャービンは、神經症でぶ...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2012年10月19日より) チャイコフスキー組曲第3番 ト長調 作品55/グラズノフ ヴァイオリン協奏曲イ短調 作品82/スクリャービン 法悦の詩 このブログも久振りの再開となる。一年に...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2011年06月07日より) ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」/ バッハ フーガの技法より。野平一郎編曲 /日本の5つの童謠より。獨唱 藤村美穗子 東日本大震災の爲のチャリティー...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2011年05月24日より) (承前)それが次のショパンのチェロソナタになると、シューマンの夢見るやうな自由の世界とはまるで違ふ。もつぱらピアノの硬質な音を選び續けたショパンにとつて、チ...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2011年05月21日より) 平成23年5月18日於紀尾井ホール/シューマン 幻想小曲集op73/ショパン チェロソナタop65/ユリウス・イッサーリス バラード/ラヴェル 2つのヘブライ...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2009年11月20日より) 後半のチャイコフスキー《第5》は編成を大きくしての演奏。詳論はしないが、素晴しい演奏だつた。冒頭から、寧ろ、剛毅で、細部に拘泥しない強い音樂である。音量もア...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2009年11月18日より) ベートーヴェン作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調/チャイコフスキー作曲交響曲第5番ホ單調(於サントリーホール11月16日) 愉樂の時間、素晴しいコンサートだつた。...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2009年10月31日より) ヤルヴィは3つのオケを振つた生を何度も聽いてきたが、二流の指揮者と云ふ他はないと思つてゐる。殘念ながら、今日もまことに退屈な演奏會だつた。以下はヤルヴィと、...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2009年07月20日より) (承前)翌日のマーラー《第9》は、電車を乘り過ごして遲刻してしまひ、開演に間に合はなかつた。演奏會の遲參など、かつて記憶にない不祥事だ。昨日の演奏會の失望が...
(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2009年07月18日より) 繁忙と心身の疲れに紛れ、すつかり出し遲れの證文になつてしまつたが、とにかくやうやく仕上げたので、掲載する。繼續して讀んで下さつてゐる讀者には、御無沙汰、まこ...