マスネ作曲《マノン》5幕 バレンボイム/ネトレプコ/ヴィラゾン他/ベルリン國立歌劇場(2007.5.3~9)(5)小川榮太郎(2008年09月08日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年09月08日より)  今囘の上演は、以上のやうに、2人の歌手の壓勝と云へるが、實際には、緻密なチームプレーが、2人を引立たせたがゆゑに勝利でもある。その意味で、先に觸れたパターソ...

マスネ作曲《マノン》5幕 バレンボイム/ネトレプコ/ヴィラゾン他/ベルリン國立歌劇場(2007.5.3~9)(4)小川榮太郎(2008年09月07日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年09月07日より)  幕でまづ耳をそばだてさせたのは、ヴィラゾンのデ・グリューだ。音樂的な書法が充實してゐる譯でも、インスピレイションに溢れてゐる譯でもない最初の二人の出會ひの場...

マスネ作曲《マノン》5幕 バレンボイム/ネトレプコ/ヴィラゾン/ベルリン國立歌劇場(2007.5.3~9)(3)小川榮太郎(2008年09月06日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年09月06日より)  昨日發表分に關し、「ビゼーの《カルメン》が、メリメの原作の強烈な效果を、一層際立たせようと努めた」とした點がよく呑込めなかつたといふ讀者の聲があつたので、短...

ワレリー・ゲルギエフ コントラ ダニエル・バレンボイム ストラヴィンスキー作曲《春の祭典》3 小川榮太郎(2008年05月09日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年05月09日より)  さて、今日は、バレンボイムの《春の祭典》を取上げるが、そもそも、作品への私の評價が變はらない以上、バレンボイム/シカゴ盤に對する印象が、ゲルギエフに較べ、大...

ワレリー・ゲルギエフ コントラ ダニエル・バレンボイム ストラヴィンスキー作曲《春の祭典》小川榮太郎(2008年05月05日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年05月05日より)  《春の祭典》―この曲が、20世紀クラシック音樂の古典として定着して、既に久しい。なるほど、才氣煥發、音樂史に新たな表現を持込み、しかも、それが、耳に、無類に...

ヴァグナー作曲《ヴァルキューレ》第2幕 指揮ダニエル・バレンボイム/バイロイト祝祭管絃樂團/演出ハリー・クプファー/ヴォータン ジョン・トムリンソン/ブリュンヒルデ アン・エヴァンス他/1992年6,7月バイロイト祝祭劇場/小川榮太郎(2008年04月28日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年04月28日より)  バレンボイム指揮、クプファー演出のDVDから《ヴァルキューレ》第2幕を通して聽いた。本當は、全曲聽きたくもあつたし、批評の體裁としては、2幕のみといふのもい...

どうしても見ていたゞきたいDVD―バレンボイムの《ラマラコンサート》/小川榮太郎(2008年04月02日)

(旧ブログ「ザ・クラシック評論」2008年04月02日より)  前囘の文章で、バレンボイムのベートーヴェン全集中の《第5》は、今一つと書いたが、この曲では、昨年、西東詩集オーケストラとのラマラコンサートでの《第5》が、飛...